いよいよ始まる焼き物のイベント!!

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テーブルウェア・フェスティバル2015が東京ドームで2月9日(月)まで開催されていました。 全国の窯里から大勢の窯元さんなどの焼き物の関係者が特徴ある焼き物を展示・販売しています。 全国の焼き物好きには、興味あるイベントの一つですが、テーブルコーディネーションの提案や塗りものなど焼き物以外の工芸品の展示も楽しめます。
日常使いの食器からテーブルセッティングが豊富に展示されていますので、やはり女性が多いですね!! 
3月には福岡で「陶磁器フェア」も予定されています。 これから温かくなると全国で焼き物まつりも始まりますので、楽しみですね。

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高山にも伝統の焼き物が・・・

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北は北海道から南は沖縄まで日本中には、驚くほどの数の歴史ある焼き物があります。 昔は、日用品として必要なものでしたので当然と云えば当然のことですが・・・
観光地であり飛騨の匠で有名な高山も例外ではありません。 ここにも伝統ある焼き物があります。 陶器の小糸焼と山田焼そして磁器の渋草焼、・・・写真は、「飛騨の里」に入る手前にある小糸焼の代表的な三種の伊羅保釉(青、茶、うぐいす)ぐい呑です。 多様な形状に加え釉薬の流れが創り出す景色は、多様で美しいですね!

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焼き物と漆工芸のコラボ !!

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天然の素材である漆を塗った焼き物があります。 漆は、塗料や接着剤として古くから使われている日本伝統の素材です。 古くは、縄文時代の土器、弓、櫛、かごなどに使われていたとのことで、綿々と発展してきたものです。 漆器の英語は、japanですから、世界的にも認められている日本の代表的な工芸品ですね。 この点では、伝統ある焼き物と同じように長い道のりを経て発展してきたのですね・・・
最近、焼き物に漆を施したものを目するようになってきました。 漆でワンポイントを付けてものから漆器のように全面に塗った物があります。  一般に漆陶と呼ばれています。 陶磁器を焼成した後に漆を付けますので、乾燥工程など手間が掛かる製品になりますが、とても珍しい焼き物になります。 伝統工芸のコラボですから、海外では例を見ない工芸品といえますね~

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独特な雰囲気の沖縄の焼き物!

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沖縄には、伝統に培われた素朴で力強い壺屋焼があります。 本土のものとは一味違う南国や異国風の独特の焼き物です。 国の伝統的工芸品に指定されています。 この焼き物の歴史は、14~16世紀に琉球王朝の海外貿易により中国や南の国々から持ち込まれた南蛮焼が起源とされていますが、17世紀に薩摩の治政下にある時、薩摩から朝鮮陶工を招いて発展したとされています。 
基本的には、施釉の上焼(ジョーヤチ)と無釉の荒焼(アラヤチ)があります。 古くから屋根などに置かれた魔除けの獅子(シーサー)や携帯用の酒器の抱瓶(ダチビン)(写真)など珍しい焼き物があります。
那覇市内にある窯元と販売店が軒を連ねる焼き物通り(ヤチムン)通りと読谷村にある比較的新しい”やちむんの里”で沖縄の焼き物を楽しむことができます。

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活気ある窯里・兵庫今田町丹波焼!!

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丹波焼は、日本六古窯の一つで国の伝統的工芸品に指定されています。 焼締めから施釉まで非常に多くの伝統の技法で焼き物が焼かれています。 起源は、平安時代の末期まで遡るとされている歴史と伝統が受け継がれている焼き物で53程の窯元さんが篠山市今田町に集中しています。 其々の窯元さんは、昔から一子相伝的に伝承されていますので、市野、大上、清水などの同じ苗字のところが多いですね。 長い歴史が感じられる窯里です。 最近は、伝統的な装飾・技法をベースに新しい丹波焼を模索する活動も見られ活気のある産地の一つです。
明治に作られ兵庫県の重要有形民俗文化財に指定されている50m近い蛇窯の大改修が始まっています。 丹波の登り窯は、背が低く蛇が丘を登るように見えるので蛇窯と呼ばれています。 焼成時の窯は、豪快に火が噴き出すそうです。 見て見たいですね~

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今年も全国の焼き物を楽しみました!!

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11月に名古屋ドームで「ドームやきものワールド」(写真#1&2)が開催され,全国の窯元さんや関係小売店が特徴ある焼き物を展示販売しました。 今年は、2月の東京ドームでの「テーブルウエアフェスティバル」(写真#3)と7月に開催された仙台での「全国やきものフェアinみやぎ」(#4)にも行きましたが、顔なじみの方々とお会いし情報交換できたのは、楽しかったですね!
この他にも3月の福岡で開催される「全国陶磁器フェアin福岡」も大きなイベントの一つになります。 いずれも全国の焼き物が一堂に集まりますから焼き物好きには、間違いなく楽しいイベントです。 
さあ~て、来年は、どれだけ回れますか・・・

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多様な釉薬の赤津焼(瀬戸焼)!!

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六古窯からの長い歴史を経て、東日本では、焼き物の俗称となった”せともの(瀬戸焼)”ですが、西日本では、”からつもの(唐津焼)”と呼ぶそうです。 瀬戸焼は、愛知県瀬戸市を中心とする産地ですが、ここの赤津地区の焼き物は、”赤津焼”と呼ばれています。 国の伝統的工芸品の指定もこの”赤津焼”となっています。 ここには、”赤津焼七釉”と呼ばれる伝統的な釉薬が有名です。写真は、志野釉、黄瀬戸釉、御深井(おふけ)釉、古瀬戸釉のぐい呑になります。
近接した岐阜県境には、美濃焼がありますが、ほとんど同じ釉薬の焼き物があります。 背景には、焼き物の産地に相応しい歴史があるようです・・・

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雅な京焼・清水焼の酒器!

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京焼は、楽焼を除く京都市付近で焼かれている焼き物の総称ですが、昔、五条坂を中心とした東山一帯で焼かれた清水焼を含めて京焼・清水焼と表現することもあるようです。 今では、京都市の広い範囲で京焼を楽しむことが出来ますが、五条坂、清水焼団地と炭山団地付近が中心となっています。
京焼は、陶器も磁器もあり、製作技法も多岐にわたり各地の焼き物の要素を巧みに取り入れながら発展してきました。 伝統である優雅な「雅」など独特な香りがある焼き物です・

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福島県の名陶 ・・・ 会津本郷焼 !

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東北の福島県には、国指定の伝統的工芸品の焼き物の大堀相馬焼と会津本郷焼があります。 会津本郷焼は、東北最古の歴史があるとされていますが、磁器と陶器を作っている珍しい産地でもあります。 安土桃山時代に蒲生氏郷が若松城(鶴ヶ城)の瓦を焼かせたのが起源とも云われています。 尾張(愛知)や美濃(岐阜)地方からたくさんの陶工が移住して産地が形成されてきました。 その名残で、窯元とが集まっている美里町には、「瀬戸町通り」と呼ばれる通りがありますよ・・・ ここでは、毎年8月の第一日曜日早朝4時~昼12時までの早い時間に「せと市」と呼ばれる珍し焼き物市が開催されます。

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柿がモチーフの面白いぐい呑 !!

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全国には、面白さが溢れる酒器があります。 福岡県福智焼で、これからの季節にピッタリの酒器を見つけました。 柿のへたの部分が高台になっていますので、ぐい呑をひっくり返すと柿だと分かりますよ・・・ ほのぼのとした温かさを感じる陶器の酒器です。 使い込むとお酒が染み込んで良い艶がでそうです。

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