現在、映画「のぼうの城」が話題になっています。 今の埼玉県行田市にある忍城(おしじょう)への石田三成の水攻めが一つの見どころです。 これは、豊臣秀吉の関東平定に伴う北条氏側であった成田氏拠城の開城までの話です。 一般常識では、考えられない攻撃のために一週間で築かれたとされる27Kmにわたる大規模な堤作り、領民から「でくのぼう」を略して「のぼう様」と呼ばれた成田長親の奇想天外の戦略が見どころです。 水攻めのシーンが3.11の東日本大震災の津波を思わせることもあり公開が一年間延期されたのも納得できます。
現在、ほんの一部ですが、「石田堤」が県指定史跡として残っています。そして、三成が古墳の頂上に陣を張ったのが「丸墓山古墳」です。 この古墳は、「埼玉古墳群」の中にあり、直径105mで日本最大の円墳で高さが約19mあります。 忍城や関東平野を見下すことができ三成の気分が味わえます。 この古墳群には、たくさんの前方後円墳があり関東地方での古墳時代の遺物・遺構なども見ることができますよ・・・
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