共通点の多い各地の万古焼!

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全国の焼き物には、特徴など共通点がある焼き物があります。 永い時間を経て技術の伝播や交流があった結果でしょうが、その一つは、万古焼(ばんこやき)があります。
 
1. 四日市万古焼(三重県四日市付近)・・・起源は、元文元年(1736)桑名の豪商が開窯し作品が永遠に残るようにと願い「萬古不易」または「萬古」と刻印したのが始まりとされています。 国の伝統的工芸品に指定されている窯里です。
2. 二本松万古焼(福島県二本松)・・・二本松藩が京都から陶工を招いて嘉永6年(1853年)に始まったとされ現井上窯が再興しました。
3. 田島万古焼(福島県田島)・・・弘化2年(1845年)に陶工を招いて始まったとされ現勝三窯が再興しました。
何より焼き物の名前が「万古焼」が同じで、使っている土が朱泥・紫泥の赤味のあるのが特徴です。 また、急須作りの「型くずし」製法が、四日市万古焼と二本松万古焼に共通点があります。 専門家ではありませんので裏付けはなく単なる偶然かも知れませんが、江戸時代に技術が伝搬されたのでは?と想像するとロマンがありますね。 この他にも東日本各地に、万古焼があったとようですが・・・(ぐい呑画像は、万古焼、二本松万古焼、田島万古焼の順です。)

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