薩摩焼の一系統である特徴ある”龍門司焼”!!

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九州鹿児島県には、伝統的なやきもの・薩摩焼があります。 その特徴は、多様な様式がある事です。 系統で分けると堅野系、龍門司系そして苗代川系など三系統があります。何れも、文禄・慶長の役(1592・1598)で、島津藩が伴ってきた朝鮮陶工が初めたやきものが、今の鹿児島県で広がったものです。 この役は、「やきもの戦争」と云われるほど、各藩が競って朝鮮陶工を使い九州を始め各地でやきものを始めています。 
その中で、龍門司焼は、渡来した陶工・芳珍の孫である山本碗右衛門が桜島を南に臨む加治木で開窯したやきもので、300年ほどの歴史があることになります。 黒釉に青釉や白釉を流したもの、三彩、蛇蝎、鮫肌など、特徴あるやきものが楽しめます。 現在は、2軒の窯元が伝統を継承しています。

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おすすめの産地の一つ丹波焼の里!!

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丹波焼の里で、是非、紹介したいところがあります。 「立杭 陶の郷」で、ここは、位置的に丹波焼の里の中心になります。 特に「窯元横丁」と呼ばれる丹波焼窯元の作品を展示販売している建物は、必見です。 各窯元のブースが並んでいて、ここで、丹波焼の特徴や窯元の作品の作風を知ることができます。 ここ で、興味ある窯元さんを確認して、窯元さんの展示場を巡る方も大勢いますね・・・ 当店は、仕入れで全国のやきもの産地に出掛けますが、ここほどやきもの好きに便利な産地は、ありません。 一度は、日本六古窯一つで国の伝統的工芸品に指定されている丹波焼に触れて見て下さい!! 伝統的技法で作られたものと新しい感 覚のものの両方を楽しめますよ・・・
丹波焼は、昔から徳利生産で有名なところです。 写真は、豪快な砂泥塗り分けのかぶら徳利!!

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丹波焼の里で登り窯が再興!!

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先月21日(土)に兵庫県立杭の丹波焼の里に行ってきました。 偶然にも、現役最古の登り窯の火入れに遭遇しました。 この登り窯は、丹波焼の郷の活性化のため明治28年に築窯されたものを窯元さんやサポーターの努力で再興したものです。 丹波焼の登り窯は、背が低く斜面を蛇が登るような特徴があり蛇窯と云わ れていますが、長さは、47mで9焼成室もあります。 4日間昼夜を通して焼成されるので、窯元さんが交代で火の番をするそうです。
 今では、登り窯での焼成は、煙害問題や赤松の薪の調達が難しいなどの理由で、全国的にその数は減少していますが、この伝統のやきものの里・立杭では、夢と期待のシンボルとなるのでしょう。 これから、どんなやきものが焼き上がるのか楽しみです・・・こんなラッキー遭遇は、今後無いかもしれません~  

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今年最後のやきものイベント !!

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全国的なきもののイベントである「ドームやきものワールド」が11月25日まで名古屋ドーム開催されました。今年で10年目になります。全国のやきもの産地から窯元や組合などが特徴ある商品を展示していました。 企画的なゾーンもありますので、やきもの好きには、嬉しい今年最後のイベントでしたね・・・
これ以外には、東京では、テーブルウエア・フェスティバルが、2月に福岡では、陶磁器フェアが、3月に、やきものフェアが、仙台で7月に開催されます。 全国のやきものを知るには、最適なイベントですよ~
当店とお付き合いのある窯元さんが多数参加されていますので、効率的に情報交換や親交を深めることができました。

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民芸の香りが残る益子焼(栃木)!

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関東の代表的な焼き物と云えば栃木県の益子焼です。 長い歴史と伝統がある焼き物ですが、特に、昭和初期に盛んになった「用の美」を追求する民芸運動で活躍した陶芸家・濱田庄司が住んだ益子では、民芸の雰囲気が残る焼き物が作られています。 因みに、今では、すっかり普通の言葉になっている「民芸」は、民芸運動の提唱者である柳宗悦が造った造語で、「民衆の生活に必要な工芸品」のことです。
開窯は、江戸時代後期で、近接した茨城にある笠間焼から技術が伝わり、相馬焼などの影響を受けながら発展してきました。
 
今では、この民芸的な焼き物に加えてモダンなものも創られ多様で独創的な焼き物を楽しむことができます。 後楽シーズンには、中心街の城内坂を中心に大規模な陶器市が開かれ、たくさんの焼き物好きが買いもを楽しんでいます。この10月31日(土)~11月4日(水)にも、「益子 秋の陶器市」が始まりますよ~

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磁器のやきものの産地・砥部焼!!

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松山市から南に15分ほど車で走ると、砥部町があります。 ここは、国の伝統的工芸品に指定されている砥部焼の窯里です。 江戸時代初期には、陶器が焼かれていてこれが起源とされていますが、江戸時代中期に砥石のくずを使って磁器を焼くようになり現在まで続いています。
砥部町には、約100軒の窯元があり磁器の生産地としては、大規模な産地となっています。その中心に「砥部焼伝統産業会館」があり、ここで砥部焼の全体像が掴めます。 この近辺には、歩ける範囲に窯元が集まっていますので、散策しながら焼き物を楽しむことができます。 砥部焼の磁器は、一般的に厚めですが、伝統な染付意匠からモダン意匠・形状のものまで多様化が進んでいます。

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多様な織部様式!!

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東海地方の代表的なやきものである瀬戸焼(愛知)と美濃焼(岐阜)は、桃山時代から続く伝統的な釉薬の多様性が楽しむことができて焼き物好きには、興味の尽きないやきものです。 黄瀬戸、瀬戸黒、志野そして織部と、次々と誕生しました。 それぞれのバリエィションも豊かですね・・・
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その中で、茶人の古田織部の好みと指導により発展したとされる歪がある造形と斬新なデザインが特徴の織部様式には、たくさんの派生の織部があります。 よく目にするのは、銅緑釉、長石釉と鉄釉を使った斬新な意匠が基本の青織部ですが、黒織部、総織部、鳴海織部、唐津織部、弥七田織部などたくさんの織部があり面白いですね・・・

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須恵器の流れをくむ珠洲焼

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石川県能登には、須惠器の系統を継承する珠洲焼があります。 能登半島の先端に近く富山湾に面した珠洲市が中心に生産されています。 平安時代末(12世紀後半)~室町時代後期(15世紀末)にかけて生産された日本の中世を代表する焼き物でしたが、急速に廃窯されました。 最盛期には、海運により日本海沿岸の北海道から北陸の各地に流通していました。
現在は、再興され、珠洲焼の特徴である「還元焔燻べ焼」と云われる無釉還元焼締めの日用品を沢山の窯元や陶芸家の方が焼いています。 一見すると灰黒色ですので、素朴ですが、じっくり観ると自然釉の景色など味わいのあるやきものです。 珠洲焼館には、40程の陶芸家や窯元の力作が展示販売されていますので、ゆっくりと作品を触って珠洲焼を楽しむことができます。 前にある珠洲焼資料館では、珠洲焼の歴史などの資料や古陶の説明などで理解を深めることができます。

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共通点の多い各地の万古焼!

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全国の焼き物には、特徴など共通点がある焼き物があります。 永い時間を経て技術の伝播や交流があった結果でしょうが、その一つは、万古焼(ばんこやき)があります。
 
1. 四日市万古焼(三重県四日市付近)・・・起源は、元文元年(1736)桑名の豪商が開窯し作品が永遠に残るようにと願い「萬古不易」または「萬古」と刻印したのが始まりとされています。 国の伝統的工芸品に指定されている窯里です。
2. 二本松万古焼(福島県二本松)・・・二本松藩が京都から陶工を招いて嘉永6年(1853年)に始まったとされ現井上窯が再興しました。
3. 田島万古焼(福島県田島)・・・弘化2年(1845年)に陶工を招いて始まったとされ現勝三窯が再興しました。
何より焼き物の名前が「万古焼」が同じで、使っている土が朱泥・紫泥の赤味のあるのが特徴です。 また、急須作りの「型くずし」製法が、四日市万古焼と二本松万古焼に共通点があります。 専門家ではありませんので裏付けはなく単なる偶然かも知れませんが、江戸時代に技術が伝搬されたのでは?と想像するとロマンがありますね。 この他にも東日本各地に、万古焼があったとようですが・・・(ぐい呑画像は、万古焼、二本松万古焼、田島万古焼の順です。)

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佐渡の名陶・赤泥の無名異焼!!

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新潟には、金山で知られる島の佐渡があります。ここには、金山から産出される鉄分の多い陶土で高温焼成した朱泥の無名異焼があります。 無名異とは、漢方薬に由来し勝海舟により無名異焼と命名されたとの話もあります。 その起源は、西暦1800年までさかのぼります。 平成15年に、五代伊藤赤水は、重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定されるほどの焼き物の伝統がある「知る人ぞ知る」窯里です。 16の窯元が活動していますが、ほとんどが佐渡の西北に位置する相川地区に集中しています。 無名異焼窯元の作品が一堂に展示販売されている「椿屋陶芸館」(写真)は、是非、訪問したいところです。 
この相川地区には、佐渡金山や佐渡奉行所などの史跡も集中している地区でもあります。 金山は、江戸時代に栄えた印象が強いのですが、昭和まで現役の金鉱で、平成元年に操業停止になったとのことです。 世界遺産の登録へ向けての運動も活発になっています。

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