独特の雰囲気がある沖縄の酒器ぐい呑!!

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沖縄には、300年にわたり継承されている本土とは違った雰囲気のやきものがあります。
その一つは、壺屋焼です。 那覇市観光の中心である国際通りの牧志から300m程のとこに「やちむん(やきもののこと)通り」があり壺屋焼の窯元や販売店が並んでいます。 繁華街にこれだけのお店があるのは、珍しいことです。
 
17世紀初期に薩摩藩の治政下に置かれ琉球王府が薩摩から朝鮮人陶工を招いてやきものを本格的に始めたのが沖縄でのやきものの源流と云われます。 その後、王府は、需要が増大してきた瓦の生産のため、各地に点在していたやきものを現在の牧志村壺屋に集中させたのが壺屋焼となりました。 独特の民芸調のやきものは、近代に入って、「民芸運動」の浜田庄司、河井寛次郎、柳宗悦などにより本土に紹介されました。 今は、国の伝統的工芸品として指定されています。壺屋焼の技法は、本土のものとは、大きな違いはありませんが、何といっても魚紋意匠や彩色が独特でハッキリと違いを感じます。
一方、那覇市内では、窯焼きの煙害が大きな問題となり、人間国宝となった金城次郎ら陶芸家が、那覇から一時間程のところにある読谷村の「やちむんの里」に移り住み作陶活動を開始しました。 ここでは、壺屋焼の伝統を継承する読谷壺屋焼と新しいやきものの読谷山焼(北窯と読谷山窯)が、其々独自の作風のやきものを制作・販売しています。 読谷壺屋焼は、金城次郎の家系のたくさんの陶芸家が活動しているが特徴的です。
【陶のぐい吞や】では、壺屋焼ぐい呑を特集中ですので、南国の雰囲気が漂うぐい呑をご覧ください!!
(左から「やちむん通り」の案内板、名店の一つ清正陶器、読谷山窯協同窯、独特の魚紋ぐい呑、豊かな彩色の見込みの画像)

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