代表的な日本刀、備前長船・・・

togix640
岡山県伊部(いんべ)は、古い焼き物の里としての六古窯の一つである備前焼の産地です。 現在も、国指定の伝統的工芸品として人気の焼き物の一つです。 この伊部のすぐ近くに備前刀で有名な長船(おさふね)があります。歴史や備前刀の展示、そして実際に刀作りの工程が見学できる「備前長船党県博物館」で、日本刀に関する情報に接することができます。 平安時代後期~室町時代には、大いに発展したと云われます。 良質な砂鉄と玉鋼を作るための赤松が豊富に自生して火力の強い炭が作れたことなどが発展の理由の一つだったそうです。 赤松は、焼き物を作るために必要な薪ですから、納得できます。
日本刀は、昔から、その作風の違いで、備前(岡山)、大和(奈良)、山城(京都)、美濃(岐阜)、相州(鎌倉)の産地を基準に区分されるそうです。 これを「五ケ伝」と呼ぶそうです。 「伝」とは、伝承を意味しています。 日本刀を知らない人でも、必見の博物館です。
写真は、「研ぎ」工程の作業風景です。

【陶のぐい呑や】店長の運営サイト :

 * 全国の酒器ぐい呑専門の通販店
 * 新・陶の酒器 探索