佐渡の名陶・赤泥の無名異焼!!

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新潟には、金山で知られる島の佐渡があります。ここには、金山から産出される鉄分の多い陶土で高温焼成した朱泥の無名異焼があります。 無名異とは、漢方薬に由来し勝海舟により無名異焼と命名されたとの話もあります。 その起源は、西暦1800年までさかのぼります。 平成15年に、五代伊藤赤水は、重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定されるほどの焼き物の伝統がある「知る人ぞ知る」窯里です。 16の窯元が活動していますが、ほとんどが佐渡の西北に位置する相川地区に集中しています。 無名異焼窯元の作品が一堂に展示販売されている「椿屋陶芸館」(写真)は、是非、訪問したいところです。 
この相川地区には、佐渡金山や佐渡奉行所などの史跡も集中している地区でもあります。 金山は、江戸時代に栄えた印象が強いのですが、昭和まで現役の金鉱で、平成元年に操業停止になったとのことです。 世界遺産の登録へ向けての運動も活発になっています。

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本州最北端の窯里・津軽金山焼!

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青森県五所川原に津軽の登り窯の窯里・津軽金山焼があります。 かってこの地にあった須惠器に影響された松宮氏が昭和60年(1985)に始めた焼締めに拘った大規模でユニークな焼き物です。 各地にある窯元とは違い若い陶芸家が作陶し共同運営をしています。 窯焚きの頻度が激しいために数年ごとに新しい登り窯を作っています。 大きな建物の中には複数の登り窯や穴窯があり、あたかも大きな工場のような印象です。
ここには、堆積した良質の粘土があり大量の薪として使える赤松が豊富に存在していますので陶芸家と自然が織りなす焼き物作りには、適した土地ですね~

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石川県の伝統のやきもの・九谷焼!

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石川県では、九谷焼が有名ですが、金沢には、「加賀百万石お国焼」と云われる大樋焼(おひやき)があります。 約350年前に加賀藩主に招かれた京都楽家の門人の一人が開窯したとされている伝統あるやきものです。 金沢の人気観光スポットである長町武家屋敷と和洋折衷の不思議な尾山神社の近くに大樋焼本家窯元があります。 当代は、9代目となる歴史ある窯元です。
大樋焼は、口あたりが柔らかで保温力に富んだ焼き物で、「大樋の飴釉」と云われる茶褐色の素朴で味わいのある釉薬が特徴です。 茶盌のほか水差し、香合などが、主な伝統の焼き物ですが、温かみ溢れる酒器ぐい呑も楽しめます。

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