独特な雰囲気の沖縄の焼き物!

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沖縄には、伝統に培われた素朴で力強い壺屋焼があります。 本土のものとは一味違う南国や異国風の独特の焼き物です。 国の伝統的工芸品に指定されています。 この焼き物の歴史は、14~16世紀に琉球王朝の海外貿易により中国や南の国々から持ち込まれた南蛮焼が起源とされていますが、17世紀に薩摩の治政下にある時、薩摩から朝鮮陶工を招いて発展したとされています。 
基本的には、施釉の上焼(ジョーヤチ)と無釉の荒焼(アラヤチ)があります。 古くから屋根などに置かれた魔除けの獅子(シーサー)や携帯用の酒器の抱瓶(ダチビン)(写真)など珍しい焼き物があります。
那覇市内にある窯元と販売店が軒を連ねる焼き物通り(ヤチムン)通りと読谷村にある比較的新しい”やちむんの里”で沖縄の焼き物を楽しむことができます。

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活気ある窯里・兵庫今田町丹波焼!!

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丹波焼は、日本六古窯の一つで国の伝統的工芸品に指定されています。 焼締めから施釉まで非常に多くの伝統の技法で焼き物が焼かれています。 起源は、平安時代の末期まで遡るとされている歴史と伝統が受け継がれている焼き物で53程の窯元さんが篠山市今田町に集中しています。 其々の窯元さんは、昔から一子相伝的に伝承されていますので、市野、大上、清水などの同じ苗字のところが多いですね。 長い歴史が感じられる窯里です。 最近は、伝統的な装飾・技法をベースに新しい丹波焼を模索する活動も見られ活気のある産地の一つです。
明治に作られ兵庫県の重要有形民俗文化財に指定されている50m近い蛇窯の大改修が始まっています。 丹波の登り窯は、背が低く蛇が丘を登るように見えるので蛇窯と呼ばれています。 焼成時の窯は、豪快に火が噴き出すそうです。 見て見たいですね~

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繊細な彫刻/純白の出石焼!!

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兵庫県豊岡市出石には、国の伝統的工芸品に指定されている出石焼があります。 透き通るような純白の磁器です。 江戸中期に柿谷陶石の鉱脈が発見され有田焼職人の指導のもとに発展したとされています。 他の磁器産地とは異なり染付や色絵はなく、彫刻による装飾が特徴です。 兎に角、その白さは、他の磁器産地を凌駕しています。
出石の歴史は、神話の時代まで遡ると云われています。 城下町であったため重要伝統的混贓物群保存地区に指定され,雰囲気のある町並み散策は、観光客に人気があります。 明治初期に建設された「辰鼓楼」は、見どころの一つです。 皿そばも名物ですよ!!

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埼玉県細川紙の技術が文化遺産登録!

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以前紹介した埼玉の小川和紙(細川紙)が「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。 (同時に、島根の石州半紙と岐阜の本美濃紙が登録されました。) 小川町と東秩父村で作られている伝統的な和紙の細川和紙などの手漉き技術が登録されました。 この地区の和紙は、小川和紙と呼ばれていますが、その中でコウゾの白皮だけを使った和紙が細川和紙です。 江戸時代にも元々の産地である和歌山県の細川で漉かれていたのが細川紙でしたが、生産を止めたため江戸での需要に対応するためにここで作られ始められたとのことです。 今では、協会が認定する技術者は、11人だけで、和紙の需要も減っているとのことです。 和紙の良さを活用した色々な用途も考えられるので、この登録により和紙の面白さが見直される機会になると良いですね。 
【陶のぐい呑や】では、包装紙に使っていますが、評判が良いですよ・・・
写真は、久保昌太郎和紙工房のギャラリーと埼玉伝統工芸会館の販売店です。
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今年も全国の焼き物を楽しみました!!

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11月に名古屋ドームで「ドームやきものワールド」(写真#1&2)が開催され,全国の窯元さんや関係小売店が特徴ある焼き物を展示販売しました。 今年は、2月の東京ドームでの「テーブルウエアフェスティバル」(写真#3)と7月に開催された仙台での「全国やきものフェアinみやぎ」(#4)にも行きましたが、顔なじみの方々とお会いし情報交換できたのは、楽しかったですね!
この他にも3月の福岡で開催される「全国陶磁器フェアin福岡」も大きなイベントの一つになります。 いずれも全国の焼き物が一堂に集まりますから焼き物好きには、間違いなく楽しいイベントです。 
さあ~て、来年は、どれだけ回れますか・・・

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