沖縄には、伝統に培われた素朴で力強い壺屋焼があります。 本土のものとは一味違う南国や異国風の独特の焼き物です。 国の伝統的工芸品に指定されています。 この焼き物の歴史は、14~16世紀に琉球王朝の海外貿易により中国や南の国々から持ち込まれた南蛮焼が起源とされていますが、17世紀に薩摩の治政下にある時、薩摩から朝鮮陶工を招いて発展したとされています。
基本的には、施釉の上焼(ジョーヤチ)と無釉の荒焼(アラヤチ)があります。 古くから屋根などに置かれた魔除けの獅子(シーサー)や携帯用の酒器の抱瓶(ダチビン)(写真)など珍しい焼き物があります。
那覇市内にある窯元と販売店が軒を連ねる焼き物通り(ヤチムン)通りと読谷村にある比較的新しい”やちむんの里”で沖縄の焼き物を楽しむことができます。
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