陶のぐい呑やのみきちゃん の紹介

全国やきもの産地の酒器ぐい呑を専門に通販している【陶のぐい呑や】の店長です。 各地の手作り酒器ぐい呑のことや日常の出来事を写真で紹介しています。

宮城県にある伝統のやきもの!

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宮城県には、江戸時代に開窯し継承している堤焼(仙台)と切込焼(加美町)のやきものがあります。
堤焼は、仙台藩の御用窯として始まり発展してきました。 
現存している乾馬窯は、5代目乾馬が特徴の海鼠釉や緑釉の伝統やきものを継承しています。
一方、切込焼は、染付が主で白磁、瑠璃、鉄砂、三彩などのやきものですが、現在では、三浦陶房が再興しその伝統を継承しています。
写真は、乾馬窯の展示場と酒器、三浦陶房の展示場と酒器の順です

全国のやきもの産地にこだわる酒器専門通販店 【陶のぐい呑や】

同じ起源の瀬戸焼(愛知)と美濃焼(岐阜県)!

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愛知県にある瀬戸焼は、東日本では、陶磁器の代名詞である「せともの」として伝統と知名度があるやきものですが、隣接した岐阜県にある美濃焼の様式は、同じルーツで明確な違いはありません。 美濃焼は、日本での最大の窯業地ですから、量産品のやきもの産地でしょうか・・・もちろん、陶芸家の方もたくさん活躍しています。
左から瀬戸焼織部と御深井ぐい呑と美濃焼鼠志野と紅志野ぐい呑

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力強い伊賀焼の酒器ぐい呑!

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国が指定した伝統的工芸品のやきもの・三重県にある伊賀焼。 天平年間(西暦729~749)に伊勢神宮の神瓶を作ったのが起源とされています。 その後、茶道文化が始まると茶陶として広く評価されるようになり今日まで続いています。
伊賀焼は、別名七度焼とも云われるように土を高温で何度も焼成して創られるビードロ、焦げ、緋色など豪快な景色が特徴です。

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テーブルウエア・フェスティバル2020 ・・・東京ドーム

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暮らしを彩る器展・テーブルウエア・フェスティバル2020が2月10日(月)まで東京ドームで開催されていました。 やはりテーブルウエアに関心がある女性の方が多いですね・・・
常連の窯元さんの新しいやきものを見て回るのが目的で毎年楽しみにしているイベントの一つです。 【陶のぐい吞や】は、全国の酒器ぐい吞を専門に取り扱う通販店ですので、全国の顔なじみの窯元さんとお話ができ、色々な情報が収集できますので大変に有意義な機会でもあります。
近年、全国の漆塗り商品などやきもの以外の伝統工芸品の出品が年々多くなっているように感じます。

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大胆で開放的な南国のやきもの・壺屋焼(沖縄)!

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日本の最南端の沖縄には、国指定の伝統的工芸品のやきもの・壺屋焼(那覇)があります。 中国、朝鮮、薩摩などのやきものが融合・発展してきた南国の香り漂う鮮やかな彩色や模様が施されたやきものです。 やきものは、ヤチムンと呼ばれます。 本来は、無釉の焼締めアラヤチ(荒焼)と施釉、絵付け、線彫りなどをしたジョーヤチ(上焼)がありますが、ほとんどがジョーヤチが生産・販売されているのが現状です。
那覇市の中心部には、「ヤチムン通り」と呼ばれる壺屋焼を販売する窯元や販売店が軒を連ねる通りがありますので、やきもの好きには見逃せないところです。 ここでは、登り窯の煙害の関係で、登り窯に拘る壺屋焼の窯元や陶芸家は、車で1時間程にある読谷村に窯を移しました。 この地区は、「ヤチムンの里」として、発展していますが、壺屋焼(読谷壺屋焼と呼ばれることも)と新しい沖縄のやきものを目指す読谷山焼の窯元や陶芸家が作陶活動しています。 

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薄造りに緒戦する越前焼!!

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福井県にある越前焼は、国の伝統的工芸品に指定されているやきものです。 また、「日本六古窯」の一つで無釉焼締めのやきものです。
昔からの伝統を引き継ぎながらも、最近、きめ細かい高強度の越前陶土を使った平盃「ひらら」に挑戦する陶芸家が目に付きます。 これは、陶器では難しいとされていた薄造りの酒器で、口縁は、僅か1mmの厚さです、信じられない程の軽量です。 口当たりが良いですね~

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恒例の萩焼まつり開催!!

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先月、山口県萩市で開催された恒例の 萩焼まつり に行ってきました。 初日の開場とともに入場しましたが、結構な人出でした。 萩焼の窯元さんが一堂に出店していますので、萩焼に興味のある方には、楽しみなイベントになりますね~ 今回で第29回目になる伝統ある陶器まつりですが、屋内ですので、天候を気にしないで安心して出掛けられます。 私も窯元さんご自慢の作風の酒器ぐい呑に出会えますので、ほぼ毎年出掛けています。
今年は、伝統的な作風の萩焼に加えて絵付けをしたやきものや豊かに彩色されたものなど新しい萩焼への挑戦する姿勢も感じられました。 今後の若い陶芸家の活躍に期待したいですね!! 

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観光客で活気がある飛騨高山!!

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飛騨高山には、歴史あるやきもの小糸焼、渋草焼、山田焼があります。 それぞれ長い伝統のあるやきものですが、小糸焼と山田焼は、陶器、滴草焼は、磁器と陶器のやきものです。 昔、天領であったため飛騨の匠と呼ばれた宮大工や木工細工も伝統が引き継がれています。
また、高山には、人気の観光スポットである「古い町並み」や「朝市」などがあり沢山の内外の観光客が観光を楽しんでいます。 以前は、アジア系の観光客が多かったように感じましたが、最近は、欧米人が増えているとの印象を受けます。

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高知県の伝統のやきものと観光スポット!!

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四国には、国の伝統的工芸品に指定されているやきもの徳島県の大谷焼と愛媛県の砥部焼が有名ですが、高知県にも伝統的なやきものが伝承されています。
 
高知市内には、土佐藩の藩窯として開窯した能茶山焼が,明治に入り民窯化した尾戸焼があります。 現在は2軒の窯元が活動しています。 高知市には見ておきたいものが沢山ありますが、現存する天守閣がある城である高知城も必見です・・・
安芸市には、土佐藩の家老であった五藤主計が京都の陶工を招いて開窯した内原野焼があります。 今でも、鉄分の多い土で日用品を創っています。 ここにも、明治にアメリカ製の時計を基に手作りした野良時計や三菱の創始者で坂本竜馬と縁が深かった岩崎弥太郎の生家など沢山の観光スポットもあります。
(写真は、文脈の順です。)

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テーブルウエア・フェスティバル2019開催!!

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2/3(日)~2/11(月・祝)開催の東京ドームでのテーブルウエア・フェスティバルに行ってきました。 年々、個人参加の窯元さんの参加が少なくなってきている傾向ですが、特徴ある全国のやきものを楽しむことができる良い機会ですね~
洋食器、テーブルセッティング、やきもの以外の工芸品の展示が多くなってきています。 いつも華やかです!!
また、近くで開催中の「いしかわ伝統工芸品フェア」も覗いてきましたが、代表的な九谷焼と珠洲焼のやきものが展示販売されていました。(最後の画像)

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