焼き物と漆工芸のコラボ !!

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天然の素材である漆を塗った焼き物があります。 漆は、塗料や接着剤として古くから使われている日本伝統の素材です。 古くは、縄文時代の土器、弓、櫛、かごなどに使われていたとのことで、綿々と発展してきたものです。 漆器の英語は、japanですから、世界的にも認められている日本の代表的な工芸品ですね。 この点では、伝統ある焼き物と同じように長い道のりを経て発展してきたのですね・・・
最近、焼き物に漆を施したものを目するようになってきました。 漆でワンポイントを付けてものから漆器のように全面に塗った物があります。  一般に漆陶と呼ばれています。 陶磁器を焼成した後に漆を付けますので、乾燥工程など手間が掛かる製品になりますが、とても珍しい焼き物になります。 伝統工芸のコラボですから、海外では例を見ない工芸品といえますね~

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活気ある窯里・兵庫今田町丹波焼!!

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丹波焼は、日本六古窯の一つで国の伝統的工芸品に指定されています。 焼締めから施釉まで非常に多くの伝統の技法で焼き物が焼かれています。 起源は、平安時代の末期まで遡るとされている歴史と伝統が受け継がれている焼き物で53程の窯元さんが篠山市今田町に集中しています。 其々の窯元さんは、昔から一子相伝的に伝承されていますので、市野、大上、清水などの同じ苗字のところが多いですね。 長い歴史が感じられる窯里です。 最近は、伝統的な装飾・技法をベースに新しい丹波焼を模索する活動も見られ活気のある産地の一つです。
明治に作られ兵庫県の重要有形民俗文化財に指定されている50m近い蛇窯の大改修が始まっています。 丹波の登り窯は、背が低く蛇が丘を登るように見えるので蛇窯と呼ばれています。 焼成時の窯は、豪快に火が噴き出すそうです。 見て見たいですね~

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埼玉県細川紙の技術が文化遺産登録!

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以前紹介した埼玉の小川和紙(細川紙)が「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。 (同時に、島根の石州半紙と岐阜の本美濃紙が登録されました。) 小川町と東秩父村で作られている伝統的な和紙の細川和紙などの手漉き技術が登録されました。 この地区の和紙は、小川和紙と呼ばれていますが、その中でコウゾの白皮だけを使った和紙が細川和紙です。 江戸時代にも元々の産地である和歌山県の細川で漉かれていたのが細川紙でしたが、生産を止めたため江戸での需要に対応するためにここで作られ始められたとのことです。 今では、協会が認定する技術者は、11人だけで、和紙の需要も減っているとのことです。 和紙の良さを活用した色々な用途も考えられるので、この登録により和紙の面白さが見直される機会になると良いですね。 
【陶のぐい呑や】では、包装紙に使っていますが、評判が良いですよ・・・
写真は、久保昌太郎和紙工房のギャラリーと埼玉伝統工芸会館の販売店です。
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江戸時代の宿場町・・南会津の大内宿!!

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福島県南会津には、会津若松と日光・今市を結ぶ会津西街道の宿場町であった大内宿があります。 この街道は、江戸時代には、会津と江戸を結ぶ重要な道路でした。 この旧宿場は、「重要伝統的建造物群保存地区」に指定(昭和56年4月)されています。 昔の雰囲気が残る寄棟造りの30軒以上が、民家が道路と直角に整然と並んでいて趣のある町並みで、沢山の環境客が訪れます。 建物は、今でも生活に使われていますよ・・・
昔からの伝統的な会津の民芸品・食べ物もありこれも楽しいところです。 会津木綿、会津塗、ねぎそばなどなど・・・近くには、国の伝統的工芸品指定の焼き物「会津本郷焼」もあります。 

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郷愁を感じる山形県の銀山温泉 !

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山形県尾花沢には、大正ロマンの雰囲気が溢れる銀山温泉があります。 13軒ほどの旅館がある小さな温泉街ですが、木造りの建物、ガス灯、足湯、共同浴場などが自然にとけ込み風情があり何度行っても気持ちが落ち着きます。 ここは、テレビ小説「おしん」の舞台になったところで有名になったところです。 旅館街の奥には、滝があり自然も豊かです・・・
この温泉街の入り口には、東北では、珍しい磁器の「上の畑焼」があり伝統ある焼き物も楽しむことができます。 2軒の窯元さんが作陶活動していますので、展示場をのぞくのも楽しいですよ・・・

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温かさや優しさがある小川和紙 !

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【陶のぐい呑や】では、ぐい呑が入る窯元の木箱(共箱)や特製の桐箱を埼玉県の小川和紙を使っています。 小川和紙の歴史は、古く1,300年ほど前から高麗の帰化人により技術が伝来し漉かれていたと云われています。 その中でも「楮(こうぞ)」だけを使用した「細川紙」の製作技術は、「国の無形文化財」の指定を受けています。 江戸時代、細川紙は、紀州(現・和歌山県)高野山細川で作られていましたが、江戸での重要に応えきれず小川町で作られ始めたとされています。 
洋紙が普及している現在でも、温かみある手漉きの小川和紙は、根強い人気があり、関連の仕事をしている工房や職人さんにより伝統が守られています。 埼玉県伝統工芸会館では、小川和紙の歴史や和紙を使った作品に出会えます。

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金沢の武家屋敷と伝統の焼き物・大樋焼 !

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石川県金沢には、面白い観光スポットがたくさんありますね。 風情ある「武家屋敷跡」は、私の大好きなところの一つです。土塀に囲まれた石畳を散策すると昔にタイムスリップするようです。季節季節で面白い写真が撮れそうなたたずまいです。 
近くには、加賀藩の藩祖前田利家を祭った「尾山神社」がありますが、見ての通りユニークな和洋折衷の国の重要文化財に指定されている神門があります。 明治初期に建てられたそうですが、ステンドグラスがはめ込まれた珍しいものです。 
大きな通り(南町大通り)に面して、茶褐色の飴釉の焼き物で有名な「大樋焼本家窯」がありますよ・・・ 素朴な景色の中にも伝統の重みを感じる焼き物です。 現在の当主は、9代大樋 勘兵衛ですが、先代の作品も見ることができます。

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鴻巣びっくりひな祭り2014!

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来月は桃の節句です。 埼玉県鴻巣市では、例年の「鴻巣びっくりひな祭り」が、始まりました。 市役所のホールには、31段7mの大きなひな壇で約1,820体と階段を使ったひな壇には、約300体の雛人形が展示されています。 恒例行事ですが、今回で10回目になります。 毎日、たくさんの人が見学にきていますが、記念写真を撮るのは苦労する規模ですよ・・・ 鴻巣市は、昔の中山道の鴻巣宿になり、江戸時代から関東三大ひな市として栄えていた雛人形の産地でもあります。 その歴史と伝統の雛人形でのイベントになります。 この会場の他に、7ケ所の会場で雛人形の展示が行われています。ようやく春の訪れが感じられる時期になってきました!

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