日本の原風景・小鹿田焼の里!

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福岡県との県境に近い大分県日田の山里に小鹿田焼があります。 今でも、一子相伝で技法と伝統を守っている全国でも珍しい歴史ある窯里です。 何と云っても唐臼と水の音が響く日本の原風景を感じる趣のある雰囲気が良いですね~ 10軒の窯元だけで窯里を形成し機械など使わず民芸調のホットできる焼き物を作っています。 近接する小石原焼(福岡県)の陶工を招へいして開窯しましたので、飛び鉋、打ち刷毛目など多くの共通の装飾技法が見られます。 ”国の重要無形文化財”や地区が”重要文化的景観”などに指定されています。

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いま萩が面白い!!

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今年は、山口県の萩が注目されています。NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台である松陰神社にある松下村塾には、たくさんの観光客でにぎわっています。 
ここには、「一楽(京・楽焼)、二萩(萩焼)、三唐津(唐津焼)」と云われるように茶陶として有名な萩焼があります。 国の伝統的工芸品に指定されていますが、この歴史も16世紀末の文禄・慶長の役で渡来した朝鮮陶工によって本格化したとされています。 貫入から染み込む茶渋などで使い込むほど表情がかわるため「萩の七化け」が特徴です。
GW中、定例の萩焼まつりが盛大に開催されたくさんの買い物客で賑わっていました。

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唐津焼の源流とされる黒牟田焼 !

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佐賀県は、やきものの里がたくさんあります。 磁器の有田焼・伊万里焼と陶器の唐津焼ですが、武雄市には、唐津焼の源流とも云われる黒牟田焼や武雄焼の歴史あるやきものがあります。 桃山末期に渡来した朝鮮陶工が開窯したとされていてこの一帯には三十近い窯があり日用品を焼いていたそうです。 その窯跡が国の史跡として指定されています。 現在、黒牟田焼は、丸田窯が中心となり伝統を守りながら民芸陶器を製作しています。
分かりにくいですが、丘陵が上に向かって段々になっているが分かります。 大きな登り窯の跡で、その横には、大量の陶器の断片が堆積しているのが見えます。 何かロマンを感じます・・・

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新潟にある美野里焼!!

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新潟県長岡に「美野里焼」があります。 その中に「和紙焼」と呼ぶ和紙に粘土に浸みこませ和紙が燃えて無くならないように特殊な加工をして装飾した不思議な焼き物があります。 色々なノウハウや技術があるのでしょうが、非常に表情豊かな景色が面白い装飾技法です。 
毎年、東京ドームに出店していますので、お話を伺うことができますが、どんどん進歩していることが並んでいる作品で見て取れます。 焼き物の楽しいところです・・・

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いよいよ始まる焼き物のイベント!!

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テーブルウェア・フェスティバル2015が東京ドームで2月9日(月)まで開催されていました。 全国の窯里から大勢の窯元さんなどの焼き物の関係者が特徴ある焼き物を展示・販売しています。 全国の焼き物好きには、興味あるイベントの一つですが、テーブルコーディネーションの提案や塗りものなど焼き物以外の工芸品の展示も楽しめます。
日常使いの食器からテーブルセッティングが豊富に展示されていますので、やはり女性が多いですね!! 
3月には福岡で「陶磁器フェア」も予定されています。 これから温かくなると全国で焼き物まつりも始まりますので、楽しみですね。

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高山にも伝統の焼き物が・・・

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北は北海道から南は沖縄まで日本中には、驚くほどの数の歴史ある焼き物があります。 昔は、日用品として必要なものでしたので当然と云えば当然のことですが・・・
観光地であり飛騨の匠で有名な高山も例外ではありません。 ここにも伝統ある焼き物があります。 陶器の小糸焼と山田焼そして磁器の渋草焼、・・・写真は、「飛騨の里」に入る手前にある小糸焼の代表的な三種の伊羅保釉(青、茶、うぐいす)ぐい呑です。 多様な形状に加え釉薬の流れが創り出す景色は、多様で美しいですね!

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焼き物と漆工芸のコラボ !!

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天然の素材である漆を塗った焼き物があります。 漆は、塗料や接着剤として古くから使われている日本伝統の素材です。 古くは、縄文時代の土器、弓、櫛、かごなどに使われていたとのことで、綿々と発展してきたものです。 漆器の英語は、japanですから、世界的にも認められている日本の代表的な工芸品ですね。 この点では、伝統ある焼き物と同じように長い道のりを経て発展してきたのですね・・・
最近、焼き物に漆を施したものを目するようになってきました。 漆でワンポイントを付けてものから漆器のように全面に塗った物があります。  一般に漆陶と呼ばれています。 陶磁器を焼成した後に漆を付けますので、乾燥工程など手間が掛かる製品になりますが、とても珍しい焼き物になります。 伝統工芸のコラボですから、海外では例を見ない工芸品といえますね~

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独特な雰囲気の沖縄の焼き物!

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沖縄には、伝統に培われた素朴で力強い壺屋焼があります。 本土のものとは一味違う南国や異国風の独特の焼き物です。 国の伝統的工芸品に指定されています。 この焼き物の歴史は、14~16世紀に琉球王朝の海外貿易により中国や南の国々から持ち込まれた南蛮焼が起源とされていますが、17世紀に薩摩の治政下にある時、薩摩から朝鮮陶工を招いて発展したとされています。 
基本的には、施釉の上焼(ジョーヤチ)と無釉の荒焼(アラヤチ)があります。 古くから屋根などに置かれた魔除けの獅子(シーサー)や携帯用の酒器の抱瓶(ダチビン)(写真)など珍しい焼き物があります。
那覇市内にある窯元と販売店が軒を連ねる焼き物通り(ヤチムン)通りと読谷村にある比較的新しい”やちむんの里”で沖縄の焼き物を楽しむことができます。

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活気ある窯里・兵庫今田町丹波焼!!

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丹波焼は、日本六古窯の一つで国の伝統的工芸品に指定されています。 焼締めから施釉まで非常に多くの伝統の技法で焼き物が焼かれています。 起源は、平安時代の末期まで遡るとされている歴史と伝統が受け継がれている焼き物で53程の窯元さんが篠山市今田町に集中しています。 其々の窯元さんは、昔から一子相伝的に伝承されていますので、市野、大上、清水などの同じ苗字のところが多いですね。 長い歴史が感じられる窯里です。 最近は、伝統的な装飾・技法をベースに新しい丹波焼を模索する活動も見られ活気のある産地の一つです。
明治に作られ兵庫県の重要有形民俗文化財に指定されている50m近い蛇窯の大改修が始まっています。 丹波の登り窯は、背が低く蛇が丘を登るように見えるので蛇窯と呼ばれています。 焼成時の窯は、豪快に火が噴き出すそうです。 見て見たいですね~

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繊細な彫刻/純白の出石焼!!

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兵庫県豊岡市出石には、国の伝統的工芸品に指定されている出石焼があります。 透き通るような純白の磁器です。 江戸中期に柿谷陶石の鉱脈が発見され有田焼職人の指導のもとに発展したとされています。 他の磁器産地とは異なり染付や色絵はなく、彫刻による装飾が特徴です。 兎に角、その白さは、他の磁器産地を凌駕しています。
出石の歴史は、神話の時代まで遡ると云われています。 城下町であったため重要伝統的混贓物群保存地区に指定され,雰囲気のある町並み散策は、観光客に人気があります。 明治初期に建設された「辰鼓楼」は、見どころの一つです。 皿そばも名物ですよ!!

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